人口集中地区(DID)の新しいデータの確認方法(令和4(2022)年6月25日~)
2022年9月18日
2025年3月25日
人口集中地区 DID(Densely Inhabited District)
ドローンを飛行させる場合の許可が必要な飛行なのかどうかを判断する為の重要な基準になっている統計データの人口集中地区(DID)データが、2022年6月25日からこれまで利用していた平成27年版から、新しい令和2年版に、変更になりました。これまで人口集中地区でなかった場所でも新たに人口集中地区とされている場合や、逆にこれまでDID地区であった場所でも除外されている場所など、変更されている場合があるので注意が必要です。
日本の国勢調査において設定される統計上の地区で、人口密集地区の英語"Densely Inhabited District"の頭文字を取って「DID」とも呼ばれています。市区町村の区域内で人口密度が4,000人/km²以上の基本単位区(平成2年(1990年)以前は調査区)が互いに隣接して人口が5,000人以上となる地区に設定されます。ただし、空港、港湾、工業地帯、公園など都市的傾向の強い基本単位区は人口密度が低くても人口集中地区に含まれています。都市的地域と農村的地域の区分けや、狭義の都市としての市街地の規模を示す指標として使用されます。
令和2年の国勢調査の結果に基づく人口集中地区は、国土地理院が提供している「地理院地図」、および政府統計の総合窓口が提供している、「地図で見る統計(jSTAT MAP)」を利用して確認可能です。
情報の内容はは同じですので使いやすいお好みの物を利用すると良いと思います。
情報の内容はは同じですので使いやすいお好みの物を利用すると良いと思います。
- 国土地理院 地理院地図
人口集中地区令和2年 (総務省統計局) - e-Stat 政府統計の総合窓口
地図で見る統計 (jSTAT MAP)
e-Stat 政府統計の総合窓口 地図で見る統計(jSTAT MAP) 確認方法
地図で見る統計 (jSTAT MAP)jSTAT MAP ログイン画面
データの保存の必要がなければ登録しなくも利用できます。
「ログインしないでGISを始める」をクリックします。
データの保存の必要がなければ登録しなくも利用できます。
「ログインしないでGISを始める」をクリックします。
DIDのエリアが表示されます。
地図の操作はグーグルマップやヤフー地図など一般的なマップとほぼ同じです。
地図の操作はグーグルマップやヤフー地図など一般的なマップとほぼ同じです。
つかんで移動させてマウススクロールで拡大縮小です。
グーグルマップなどの地図サイトで緯度経度を調べる
フライトプランの作成時、DIDの確認などの作業と一度に行う事が多いのでこちらにメモしておきます。
グーグルマップなどの地図サイトで緯度経度(ラテロン)を調べるには詳細を以下にまとめました。
数字で見る地球の位置 緯度経度の仕組み ラテロンの話
飛行させた場所を飛行日誌を記載する際にはラテロンが必須になります。
無人航空機の「飛行日誌」の作成と記載方法 書式のダウンロード(令和4年12月5日施行)
飛行させた場所を飛行日誌を記載する際にはラテロンが必須になります。
無人航空機の「飛行日誌」の作成と記載方法 書式のダウンロード(令和4年12月5日施行)