国土交通省航空局の無人航空機の資料
2022年9月12日
2022年12月10日
入門本を読んで勉強するより、ドローン運行のためになる、国交省航空局から出されている3つの資料を読んでみるのはいかがでしょうか。
お金を出していろいろな本を購入して勉強するのもよいと思いますが、公開されている資料からでも勉強することができると思います。もちろん国交省航空局の資料ですので国交省のWEBサイトより無料でダウロードできます。
https://www.mlit.go.jp/common/001254115.pdf
無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領
令和4年6月 10 日 最終改正(国空無機第 58462 号)https://www.mlit.go.jp/common/001254115.pdf
航空局に飛行の許可・承認を受ける際の審査要領です。この基準に則って審査をされますので、航空法などの関係法令と、それらの行政としての解釈がわかると思います。この審査要領に沿って申請を行うのが許可・承認を早く受けるコツになると思います。
航空局標準マニュアル02
飛行場所を特定しない申請のうち、以下の飛行でのみ利用可能な航空局標準マニュアル人口集中地区上空の飛行・夜間飛行・目視外飛行・人又は物件から30m以上の距離を確保できない飛行・危険物輸送又は物件投下を行う飛行 https://www.mlit.go.jp/common/001218180.pdf
無人航空機の許可・承認を受ける場合、このマニュアルに沿った運航や管理をおこなうことを求められます。「航空局標準マニュアル」に従った運用をしますので許可・承認をくださいとお願いをするイメージです。ですから、このマニュアルを利用する許可・承認を受けた場合に、このマニュアルに沿わない飛行を行った場合は航空法に違反する可能性があります。また、一般的な飛行を前提として航空局が制作した物ですから、独自の飛行を行いたい場合は、オリジナルのマニュアルを作成し、そのマニュアルを使用する許可・承認を受けなければなりません。このマニュアルを読むことで、飛行や管理の一般的なルールを知ることができます。
新しくできた無人航空機操縦者技能証明の制度で「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の国家試験の学科の教科書の基になるものです。この教則の内容や範囲から試験問題も作られると思われます。
無人航空機操縦者技能証明 学科試験(二等無人航空機操縦士)サンプル問題について
https://www.mlit.go.jp/common/001493224.pdf
参考ですが国土交通省が「二等無人航空機操縦士」の国家試験(学科)のサンプル問題を公表していました。
二等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験をつくりました
https://www.nomanfrg.com/2022/09/simulation-test.html
一等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験も作成してありますので、こちらも参考にしてみてください。
一等等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験
参考ですが国土交通省が「二等無人航空機操縦士」の国家試験(学科)のサンプル問題を公表していました。
二等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験をつくりました
https://www.nomanfrg.com/2022/09/simulation-test.html
一等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験も作成してありますので、こちらも参考にしてみてください。
一等等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験
試験の内容(§132の47Ⅱ関係)
<実施方法> 全国の試験会場のコンピュータを活用するCBT
(Computer Based Testing)
<形 式> 三肢択一式(一等:70問 二等:50問)
<試験時間> 一等:75分 二等:30分
<試験科目> 無人航空機に関する規則、無人航空機のシステム
無人航空機の操縦者及び運航体制、運航上のリスク管理
学科試験(二等)サンプル問題1
無人航空機操縦者技能証明及び機体認証を受けていない場合であっても航空法に基づく国の飛行の許可又は承認が不要な飛行として、正しいものを1つ選びなさい。
a. 日没後の飛行
b. イベント上空での飛行
c. 人口集中地区に該当しない地域での高度150m未満の飛行
学科試験(二等)サンプル問題2
夜間飛行を行う場合に機体に求められる装備として、正しいものを1
つ選びなさい。(飛行範囲が照明等で十分に照らされていないものと
する。)
a. 飛行時に機体を認識しやすい塗色
b. 障害物との衝突防止のための赤外線センサ
c. 機体の姿勢及び方向が正確に視認できる灯火
学科試験(二等)サンプル問題3
無人航空機の操縦者に課せられる義務として、誤っているものを1つ
選びなさい。
a. 飛行前に外部点検と作動点検により機体の状況を確認する。
b. 事故による機体の損壊や紛失に備えて、機体保険に加入する。
c. 事故時は、負傷者の救護等、危険を防止するための措置を取る。
学科試験(二等)サンプル問題4
気象が無人航空機の飛行に及ぼす影響の説明として、正しいものを1
つ選びなさい。
a. 低温時はバッテリー性能が低下する。
b. アスファルトの地表面が暖められると下降気流が発生し機体が
減速する。
c. 高温時は空気密度が増加し飛行性能が向上する。
(正答) 問題1 c 問題2 c 問題3 b 問題4 a
出典:
航空安全:無人航空機の飛行許可・承認手続 - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html
ー記事をシェアするー